ま、いつものどーでもいいボヤキですけどね。
点で捉えるか、線で捉えるか
連続写真か、動画か、みたいなやつです。
人それぞれの理解しやすいクセというか回路というか考えやすさ、みたいな違いがありそうだなぁと思ってます。
学生の頃、サーフィン雑誌のシークエンス写真(連続写真)が大好きで、ボクの憧れの大スター『ロブ・マチャド』(彼はゴルフも上手っす)のバックサイドのシークエンス写真を見ながら、上半身のねじれ具合とか、膝の角度とか肘の角度、手の指の開き具合とか、めちゃくちゃマネしておりました。
たぶん、陸上で写真と同じ形というか見た目の姿勢になるのは上手くなりました。パーマも当てたりなんかして笑
がー、海の中で同じようにできたことは一度も無いし、ボクのバックサイドの姿は、マチャドさまには似ても似つかないひどい姿でした笑
そこで、
丸井プロの映像とか、テイラースティールの「FOCUS」「GOOD TIMES」とかのビデオから、マチャドさまの映像だけをダビング編集して、マチャドさまスペシャルビデオを作って、まずはコマ送りで映像を見ながらマネをするっていうスタイルに変えてみました。
ほぼ毎日見てましたが、コマ送りで真似しても、なーんかしっくり来ない、、、
んで、動画に合わせてカラダを動かして真似するっていうやつを試みてみたら、
「へぇ、こんなリズムで動いているんだぁ」みたいな発見はありました。
がー、海の中で、マチャドさまにはなれませんでした。
なので、さらに、
その頃、SECTOR9とか、Gravityとか、ちょっと長めのスケートボードが流行ってたので、陸上でスケートしながらマチャドさまのスタイルを意識しながらターンの練習をしてみました。
スケートボードでは、手の平の形を一瞬マネできたけど、海の中では別人のまんまでした、、、
ってことで、形のコピーは難しいなぁって。
連続写真でも動画でも、どっちを真似しても、ボクはマチャドさまにはなれない。
でもね、見た目は全然違うけど、なんかオフザリップ的な動きができるようにはなるんだよね。
ってことで、何が言いたいのかというと、
当時、一瞬の点を真似できたとしても、流れの中に突然の点を入れるのは無理なんじゃねぇのか?って思ったこと。
その点にたどり着くためには、その点の前の点に辿り着いている必要があって、さらにその前の点に辿り着いている必要があるんじゃないかということ。
切り取った一瞬は似ているかもしれないけど、そこに辿り着く経路が違うと、その内容は全く違うものになっているのではないか? ということ。
でも、なぜかリズムみたいなことが掴めてきて、なんとなくできるようになってくることはある。
コマ切れにした点を繋げて線にするのか
一連の動きの流れを線として捉えるのか
動きの感覚を表現する言葉って、とっても難しくて、
長嶋茂雄さん的な「スーッと来た球を、ドーンって打つ」とか
「引っ張って引っ張って引っ張る」とか。
ゴルフのダウンスイング中0.3〜0.4秒の間に、やるべきことを理解したとしても、どうやってコントロールしたらいいのよ?
それを、どうやって伝えたらいいのよ?
っていう模索がね、楽しいんですよ。
いつも通り、オチはなし。
つづく